bmwを汚れや傷からガードためには、コーティングが必要不可欠です。
特に、雨風を受けやすい場所に駐車していたり、よくドライブしたりする人は、定期的にコーティングをしてメンテナンスする必要があります。
でもbmwのコーティングって、ディーラーでやるべきか、それとも専門店へ依頼するべきか悩みませんか?
そこで今回は、bmwのコーティングをディーラーと専門店のどちらがいいのか、2つの違いを比較してみました。
bmwをディーラーでコーティング!特徴は?
bmwをディーラーでコーティングする場合、イノベクションコーティング(純正コーティング)でおこないます。
いのベクションコーティングとは、船舶やプライベートジェット機などの塗装面を保護するために開発された、ポリマー系コーティング材です。
紫外線や酸性雨によるボディ表面の酸化や、ブレーキを踏んだ時にブレーキディスクとパットの摩擦により発生する鉄粉などを寄せ付けない力に強く、他のポリマー材に比べて高い性能を兼ねそれています。
bmwのコーティングをディーラーと専門店でする違いは?
bmw正規ディーラーはイノベクションコーティングのみ対応ですが、コーティング専門店は性能や持続性など、特徴の違うさまざまなコーティング剤を用意しています。
ディーラーと専門店のコーティング、なにが違うのかは次の表を参考にしてください。
ディーラー | 専門店 | |
コーティングの成分 | ポリマー系 (ガラス系コーティング) |
・無機物質のガラスコーティング ・セラミックスコーティング |
対応する種類 | 1種類 | 3~5種類 |
耐傷性 | やや強い | 強い |
防汚性 | 油性系汚れに弱い | 油性系汚れに強い |
コーティングの厚さ | 0.1~0.3μ | 1~12μ |
メンテナンス周期 | 約2年ごと | 約3~6.5年 ※汚れが目立ち始めたら |
持続性 | 約2年 | 約5年~7年 |
作業者 | ディーラーの営業マンや下請け業者 | コーティング専門の作業員 |
bmwのコーティングをディーラーと専門店でする違いを、詳しくチェックしていきましょう。
コーティングの成分
bmwをディーラーでコーティングする場合、有機化合物を主成分としたガラス系コーティング1択です。
コーティング専門店で対応している無機物質コーティングに比べ、有機化合物は熱や紫外線に弱い特徴があり、油汚れの吸着が目立ちます。
有機化合物は自然劣化に弱い性質があるので、効果の長さやお手入れする周期が短いです。
傷の付きやすさ
ディーラーのコーティングで使用するイノベクションコーティングは、コーティング被膜の硬さではなく柔軟性を追求しています。
そのため、専門店に比べると、ドアノブや鍵穴周辺など、細かい傷が目立ちやすいです。
より傷に強いコーティングを求め、重ね塗りできる商品を取り扱う専門店も増えているので、今まで以上にbmwを傷から守れることでしょう。
汚れの付きやすさ
bmwに付着する汚れは、排気ガスの油汚れ、花粉や泥などの有機系汚れと、たくさんの物質が付着します。
コーティングは自然による汚れからガードために必要な作業ですが、有機質と無機質コーティングによって特徴がまったく違います。
種類 | 特徴 |
---|---|
有機質(ディーラー) | 雨などイオンデジポジットの汚れに強い撥水タイプ |
無機質(専門店) | 花粉や泥など有機系汚れに強いタイプ |
愛車bmwは、どんな汚れが付きやすいのかで選ぶのもポイントです。
技術と設備
bmwのコーティングに満足したいなら、施工する技術さや設備環境の充実したお店選びは重要ポイントです。
まず、コーティングする技術者ですが、ディーラーは営業マンや下請け業者がディーラーに設置したピットで施工するのが一般的です。
ディーラーのガラスコーティングは、被膜が完全に硬化するまで約1ヶ月かかります。
硬化する間、雨や泥などで汚れると耐久性はもちろん、せっかくの撥水効果が劣化します。
一方、専門店は外注ではなく、コーティングの知識と技術を兼ね揃えた専門スタッフが対応します。
コーティング専門店なので、ディーラーでは対応しないコーティング皮膜の密着性を高めるバインダー作業や、bmwの塗装に合った下処理などをおこない、仕上がりや効果を見極めながら施工します。
技術と設備面では、ディーラーより専門店の方が充実しているといえるでしょう。
bmwをディーラーでコーティングするメリット・デメリット
ディーラーでbmwのコーティングをする前に、メリット・デメリットを確認しておきましょう。
メリット | ・コーティング後に新車納車できる ・値引きにより安くコーティング可能性あり |
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デメリット | ・専門店に比べ耐久性が低い ・油汚れが目立ちやすい |
ディーラーは、施工日数や費用面に対するメリットが大きいのがメリットです。
ただ、ディーラーのイノベクションコーティングはポリマー系なので、専門店で施工できる本物のガラスコーティングと違い、劣化スピードの早さがデメリットでしょう。
bmwを専門店でコーティングするメリット・デメリット
専門店でbmwのコーティングをする前に、メリット・デメリットを確認しておきましょう。
メリット | ・塗装表面の傷や汚れを修復してくれる ・ディーラーに比べて耐久性が2倍 |
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デメリット | ・費用が高め ・コーティング完了まで数日かかる |
専門店のコーティングは洗車のほか、下処理などのメンテナンスをしっかりしてからコーティングしてくれるので、耐久性や耐傷性の高さがメリットです。
一方、専門店へ依頼するには、新車納車後に自ら持ち込む必要があり、仕上がりまで数日かかるのがデメリットでしょう。
まとめ| bmwのコーティングは効果の高い専門店がおすすめ!
bmwのコーティングを、ディーラーと専門店どちらへ依頼するべきか悩んだ時は、乗り方や汚れの種類、付着率などを考えて選ぶと失敗しません。
総合的に考えると、技術者や設備の整ったコーティング専門店の方が満足に仕上がるでしょう。
コーティングの費用や耐久性などで悩んだ時は、コーティング専門店へ相談することをおすすめします。