ガラスコーティングに限らず、コーティングでは下地が大変重要なパートとなります。
最高のコーティングを実現するには、施工前のボディの状態が鍵です!
最近では新車でも、ディーラーが主体となってボディコーティングを施すほど。それほど、コーティングが一般的になってきました。特にガラスコーティングが劣化しにくく、傷が付きにくいし汚れにくく、それが落としやすいと評判です。
コーティングにはたくさんのメリットが!
たくさんのメリットがあるガラスコーティングですが、コーティング剤を塗って拭き取るだけではダメなのです。ガラスコーティングによる皮膜ができていなければ意味がありませんし、もっと言えば、その皮膜が車のボディに密着していなければ意味がないのです。
コーティング業者と素人仕事との違いは?
ご自身でカー用品点店に行き、コーティング剤を自分で買って塗布した経験をお持ちの方も多いと思いますが、施工直後は美しいけれども、一週間も経てばあの時の美しさはどこへやら・・・こんな経験はありませんか?しかし、コーティング専門業者のパンフレットなどを見ると、一度コーティングしただけで効果が一年間持続するとか、コースによっては五年間持続するというものがあります。一体何が違うのでしょうか。
プロとアマとの違いはノウハウ
ボディコーティングをするにはコーティング剤など道具だけそろえても完璧なものは実現しないということです。何より重要なのは「正しく高度なコーティング知識と技術」です。この知識と技術を駆使してこそ、本当のボディコーティングを実現することができるのです。
そもそもコーティングの知識量が違う
そもそもコーティング剤やその機材は、コーティングメーカーが開発・生産をしています。ケミカルメーカーと協力して独自のコーティング剤を作り出している業者もいます。各メーカーではコーティング剤や機材の施工方法の講習や案内などがあります。
コーティングの「技」「道具」にこだわる
初めて機材等を導入する時には初期費用がかかります。機材やコーティング剤だけでなく、登録費用などもかかるので大変です。特殊なコーティング剤になると、専用の機材も購入しなければ使えないということもあります。一部のコーティングメーカーでは「塗って拭き取り、ハイ終了!」というようにとても手軽で簡単だというアピールをするところがあります。
手軽なコーティングは輝きもそれなり
しかし、そんな言葉を鵜呑みにしてはいけません。そこには「完璧な洗浄と、完璧な磨きとで完璧な下地ができていれば」という言葉が隠されています。卑怯に感じるかもしれませんが、利益を優先する一部のコーティングメーカーではこういうことが当たり前に起きています。
コーティングメーカーと職人の違い
メーカーの言うとおりに施工したのに、思うような結果が得られないとしてトラブルになるケースも珍しくありません。しかし、これは当たり前なのです。なぜなら、彼らはコーティングのケミカルメーカーであって、車の洗浄や磨きの専門家ではないのですから。
ケミカルだけではコーティングの下地はつくれない
だからこそ、機材やコーティング剤に頼るだけではダメで、高い専門知識と技術が必要になるわけです。そのために重要となるのは「完璧な下地づくり」ということになります。
コーティングの下地とは?
「完璧な下地づくり」とはどうすればいいのでしょうか。
そもそも磨くという作業は削る作業なのです。しっかり磨いてボディの傷を取ることで、ボディの持つ輝きやツヤを最大限まで引き出すことができます。これをやりすぎてしまうとクリアー層がなくなってしまい、美しくするどことろか逆効果になってしまうのです。
下地づくりには「丁寧」「根気」が必要
多様なポリッシャーと研磨剤であるコンパウンドを状況によって使い分けながら、傷を小さくし、まるでミラーのように仕上げていきます。ここで重要なのは機材の有無ではなく、「技術」「ノウハウ」そして「センス」です。技術のない施工となれば、ポリッシャーの傷が消えず、光が妙な反射をするためオーロラのような目立つ輝きを放ちます。そこにコーティングを施工してしまうことも珍しいことではありません。
コーティングの下地づくりは業者の選定基準にもなる
要は、愛車のボディに付いた汚れ等の不純物を取り除き、コーティングするわけですが、それをいかに細かなところまで徹底できるかということにかかっているのです。
だからこそ、コーティング専門業者はメーカーのデータや説明を鵜呑みにするのではなく、自分で試してみなければなりません。愛車を施工する前に、自分の車や会社保有の車、少なくともテストパネルでの施工はやっておかなければならないと考えています。そういう業者が「信頼できるコーティング専門業者」となるのです。
コーティングの技術向上を常に考える
こういう実験をHPやブログで公開している業者もいるので、参考にしていきたいところです。最高のコーティング業者とは、常に日々研鑽を積んでいく業者のことを言うのかもしれません。